飲食店 ドライキッチンとウェットキッチン

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飲食店 ドライキッチンとウェットキッチンの違いを書いています

ドライキッチン ウェットキッチン

飲食店の厨房床に水を流せるようにするのか、しないのか
という違いです

日本では

    水を流さない ドライキッチン
    水を流せる  ウェットキッチン

と表現しています

ウェットキッチンとは

水を気にすることなく流せる厨房の床
日本の場合はこのタイプが主流です

ウェットの場合は完全な防水工事がされており
排水用の側溝があるのが特徴的です

そして、床は側溝やグリーストラップにへ向かって傾斜がついています

水を流して洗えることがメリットだと考えれれてきました
また、床の汚れを気にせず調理できることもよしとされています

私が思う最大の利点は
ホースで水を撒きながら掃除ができる点です

ドライキッチンとは

端的にいうと
水を大量に流せない床

側溝もなく簡単な水を使った清掃が出来る程度で、排水口が一つあるくらい

床の乾燥状態を維持するように設計されています

軽食店はこちらのタイプが多くなってきています

ウェットキッチン メリット

私が考えるウェットキッチンのメリットです

水を流しながら掃除ができる

日本の場合生ものを扱うことが多いです
特に刺身

うろこの除去で床に落ちたものを掃除するには
水を流しながら掃除したいです
ウェットキッチンの最大のポイントです

ドライキッチンのメリット

ドライキッチンのメリットです

乾いていると衛生的

濡れていると気温が上がると湿度も高くなります

食中毒菌の繁殖要素である
1.栄養
2.温度
3.湿度
の2つの要素を満たしてしまいます

この3要素がそろわないと食中毒菌は繁殖しないので
湿度が低い状態に保てる確率が高いドライキッチンはいいと思います

床がたいら

ウェットキッチンの場合
排水するために床に傾斜がついているのが一般的です
傾斜があると足に負担がかかり、疲れやすくなります

一方、ドライキッチンは平坦に作るのが一般的なので
足への負担は少なくなります

滑らない

床が乾燥しているため
滑りにくいです
転倒事故などの予防になります

ドライキッチンの清掃方法

ドライキッチンといえども
清掃は毎日行う必要があります

営業中に床が汚れてしまった場合などもモップなどで拭きます

営業終了後は、洗剤を使用した上で清掃を行うのが当然です

水を流したあとモップや扇風機などで乾かして湿気の滞留を防ぐことをお勧めします

さらに言うならばお湯で掃除した方が乾きやすく、乾燥状態をキープできます

水切りモップ(かっぱぎ)などを使うのも効果的です

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