厨房排気ファンの選び方

厨房排気ファンの選び方|飲食店の換気で失敗しない風量・静圧・給気の確認ポイント
飲食店の厨房では、調理中に発生する熱・油煙・水蒸気・臭気を外へ逃がすために、排気設備が欠かせません。特に開店前や改装時に重要になるのが、厨房排気ファンの選び方です。ファンの能力が不足すると、厨房内が暑い、客席に臭いが流れる、天井や壁が汚れやすいなど、営業後に困る原因になります。
厨房排気ファンの選び方は必要排気量の確認から
厨房排気ファンの選び方で最初に見るべきなのは、必要排気量です。一般的には、排気フードの大きさや調理器具の種類、火力、調理内容から必要な風量を考えます。たとえば、揚げ物や炒め物が多い厨房では、油煙や臭気が発生しやすいため、余裕のある排気計画が必要です。
目安としては、フードの開口面積に面風速を掛けて排気量を考える方法があります。ただし、実際の必要風量は厨房の広さ、ダクトの長さ、曲がりの数、フィルターの抵抗でも変わります。計算だけで決めず、現場条件まで確認することが大切です。
風量だけでなく静圧も確認する
排気ファンは、風量だけで選ぶと失敗することがあります。ダクトが長い、曲がりが多い、屋外フードや防火ダンパーがある場合は、空気を押し出す力である静圧も必要です。カタログ上の風量が十分でも、静圧が足りなければ実際の吸い込みが弱くなることがあります。
給気不足にも注意する
厨房排気ファンの選び方では、排気だけでなく給気も重要です。強い排気ファンを設置しても、入ってくる空気が足りないと厨房が負圧になり、ドアが開きにくい、エアコンが効きにくい、排気がうまく流れないといった問題が起こります。排気量に合わせて、給気口や外気導入の計画も確認しましょう。
音・メンテナンス・設置場所も選定ポイント
厨房排気ファンは毎日使う設備です。そのため、騒音、振動、清掃のしやすさ、点検スペースも確認しておく必要があります。近隣住宅が近い店舗では、排気音や臭気の向きにも配慮が必要です。屋上設置、壁付け、ダクト途中設置など、設置場所によって選ぶファンの種類も変わります。
ポイント:安さだけで選ばない
厨房排気ファンの選び方で一番避けたいのは、価格だけで決めることです。能力不足のファンを選ぶと、後から交換やダクト改修が必要になり、結果的に高くつく場合があります。開店後の快適さ、衛生面、近隣対策まで考えるなら、最初の選定で余裕を持たせることが大切です。
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まとめ
厨房排気ファンの選び方は、必要排気量、静圧、給気、騒音、メンテナンス性を総合的に見ることが重要です。特に飲食店では、調理内容によって油煙や臭気の量が大きく変わります。安全性や衛生面にも関わる設備のため、最終的な選定は現場を確認できる設備業者や設計者に相談しながら進めることをおすすめします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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