フロアヒンジの交換

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フロアヒンジの交換です
フロアヒンジのこんな症状が出だしたら交換・修理を検討してください

フロアヒンジの交換・修理

フロアヒンジに不具合が出ると
ドアが閉まる速度を制御できなくなりバタンと閉まったり
逆に閉まらなくなったりします

原因としては
フロアヒンジの内部にある油圧装置の故障があげられます
油圧装置から油が漏れてしまったりすると
閉める力や制御する力を生み出すバネが機能しなくなってしまいます

こうなる前に交換・修理をすることをお勧めします

また、フロアヒンジ本体やフロアヒンジのケースが
腐食するとフロアヒンジが浮き上がってくることがあります

そうすると扉自体が上に上がり
扉と上枠が接触し扉の開閉に不具合が発生することがあります

この場合もフロアヒンジの交換が必要です。

フロアヒンジの交換

フロアヒンジの交換作業です

完全に腐食しています
フロアヒンジ本体・セメントケースともにアウトです


古いセメントケースをハツって撤去します

今回は両開きのドアのフロアヒンジのため
2か所同時進行です

セメントケースが動かないように鉄筋などで固定溶接します

今回はアンカーを打って全ネジを固定用の鉄筋代わりに使いました
一つのセメントケースに対し5か所のアンカーと全ネジにて溶接して固定しました


既存の床と新しいセメントケースとの隙間に
モルタルを打設

完成です

似寄りのタイルがないのと
施工時間の短縮のため今回はモルタル打設にて完了です

いろんな症状

次のような症状がでたら専門業者に点検してもらうことをお勧めします

    ドアの閉まる速度が速くなった
    ドアの開閉時に枠と干渉するようになった
    ドアが自動で閉まらなくなった
    ドアの開閉時に軸がぶれる
    ドアの開閉時に異音がする


など、ドアの動きに違和感を感じたら専門業者に
点検修理を依頼することをお勧めします

ドアの閉まる速度が速くなった

ドアの閉まる速度が速くなるのは
フロアヒンジ内部からあぶらが漏れて
油圧装置が機能しなくなっている可能性があります

こうなるとドアに手指や体が挟まったりして怪我をする危険があります
また、ドア自他が壊れて交換しなければいけなくなるなどの2次被害も発生する可能性があります

ドアの開閉時に枠と干渉するようになった

前述したように
フロアヒンジ本体やセメントケースがサビて膨らんで
ドアを押し上げて上枠と接触したりすることがあります

この状態でドアを無理に開閉していると
ドア自体の軸受け等が損傷することもあります

これも2次被害に発展してしまう可能性があります

ドアが自動で閉まらなくなった

これもフロアヒンジ内部の油が漏れて
油圧装置が壊れている可能性があります

ドアの開閉時に軸がぶれる

セメントケースとフロアヒンジ本体を固定している器具が
サビてしまったか緩んでしまったことが原因と考えられます

緩んでしまっただけなら点検調整で済みますが
サビてしまって破損している場合は交換しないと危険です

ドアの開閉時に異音がする

フロアヒンジの油圧装置の不具合
枠とドアの干渉
などいろんな原因が考えられます

違和感を感じたら点検修理

いずれにしても
前までと比べて違和感を感じたら専門業者に点検をしてもらうのが最善手です

放置しておくと、最悪の場合人身事故を引き起こしかねません
ドアに挟まって指が・・・
なんてことが起きてからでは遅いですからね

早めの点検
これが一番です

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