排気ダクトサイズの決め方
排気ダクトサイズの決め方|厨房排気で失敗しない風量・風速・静圧の基本
飲食店の厨房では、排気ファンの能力だけでなく、ダクトの大きさもとても重要です。排気ダクトサイズの決め方を間違えると、吸い込みが弱い、音が大きい、油煙や臭気が残る、ファンに負担がかかるといった問題につながります。厨房排気は安全性や衛生面にも関わるため、感覚だけで決めず、風量と風速をもとに考えることが大切です。
排気ダクトサイズの決め方は必要風量から考える
まず確認するのは、厨房に必要な排気量です。排気量は、フードの大きさ、調理器具の種類、油煙や水蒸気の発生量、店舗の使い方によって変わります。必要風量が決まったら、次にダクト内の風速を考えます。
基本式は「ダクト断面積㎡ = 風量㎥/s ÷ 風速m/s」です。
たとえば風量が大きいのにダクトが細すぎると、風速が上がりすぎて騒音や圧力損失が増えます。反対に大きすぎると施工スペースやコストが増えるため、バランスが重要です。
厨房排気では静圧と曲がりも確認する
ダクトサイズを決めるときは、直線部分だけを見てはいけません。実際の厨房では、曲がり、分岐、屋外フード、防火ダンパー、グリスフィルターなどが入ります。これらは空気の抵抗になり、排気ファンの静圧に影響します。つまり、ダクトが細いほどファンに負担がかかりやすいということです。
丸ダクトと角ダクトの考え方
丸ダクトは空気の流れが比較的スムーズで、圧力損失を抑えやすい特徴があります。角ダクトは天井内や厨房内の納まりに合わせやすい反面、幅と高さの比率が極端になると空気が流れにくくなる場合があります。排気ダクトサイズの決め方では、設置スペースだけでなく、清掃性やメンテナンス性も確認しましょう。
ポイント:細すぎるダクトは後から直しにくい
排気ダクトは開店後に簡単に太くできません。天井裏や壁の中を通している場合、後から直すには大きな工事になることがあります。最初の設計段階で、必要風量、風速、静圧、曲がりの数、清掃口の位置まで確認しておくことが失敗防止のポイントです。
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まとめ
排気ダクトサイズの決め方は、必要風量、ダクト内風速、静圧、曲がり、清掃性を総合的に見ることが大切です。特に厨房排気は油煙や臭気を扱うため、細すぎるダクトや無理なルートは避ける必要があります。最終的なサイズは、現場条件を確認できる設備業者や設計者に相談しながら決めることをおすすめします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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