属人化「あの人しかできない」じゃ、ダメなんです
たまにはまじめなお話しです
「あなたにしかできない」なんて言っておだてて木に登らせても何にもなりません
会社が病気になっちゃうんです 下手すりゃ倒産です
「属人化」とは
「属人化」とは
業務や業務の遂行が特定の個人に強く依存している状態を指します
この状況では、その個人がいない場合や離職した場合に業務が滞ったり
知識やスキルが組織全体に共有されず、効率や生産性が低下するリスクがあります
昔、勤めていた会社がまさにこの状態でした
結局、この会社は倒産してしまいました
いくら年商が大きくなっても、少数の社員に依存していたため
その社員が離職してしまうと、一気に生産性が落ちてしまいました
属人化の問題点
属人化の問題点をあげてみます
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業務の停滞
リスクの集中
成長の阻害
があげられます
業務の停滞
特定の人だけが業務の詳細を把握しているため、その人が不在になると業務が停滞してしまいます
リスクの集中
その個人に頼りすぎることで、異動や退職時に重要なノウハウが失われる可能性があります
成長の阻害
業務の標準化が進まず、他のメンバーが新しいスキルを習得する機会がなくなります
属人化に陥るとこういった弊害が
間違いなく発生します
では、どうすればいいのか?
属人化の解決策
属人化の解決策としてはいくつかあります
一つでも実践できれば、予防になりますし
さらなる属人化を留めることができると思います
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マニュアル化・文書化
タスクの分散化
教育とトレーニング
ナレッジ共有の仕組み化
ジョブローテーション
評価基準の見直し
中小企業の大半が属人化していると思います
会社を繫栄させ、永続させたいと思っているのであれば
どれか一つでも実践してみるといいと思います
個人でコツコツと始めた会社が大きく成長すると
自分のものであって、自分のものじゃない
創業者はこんな感覚に陥ることがあると思います
『法人』って創業者の分身なのに
いつしか創業者とは別の生き物に変わっちゃうと思ってます
『法人』って人じゃないのに住民税とか払うんですから
なんか知らんけど、人間みたいな扱いになるんです
脱線したので、もとに戻します
属人化の解決策として
マニュアル化・文書化
業務内容を整理し、手順をマニュアルとして文書化します
誰でもできるようにすることがとても大切です
タスクの分散化
業務細分化しチームとして取り組むようにする
特定の人だけに負担が集中しないようにするのがポイントです
教育とトレーニング
全員に必要な知識やスキルを学ぶ機会を設ける
全員の能力を底上げに効果的です
ナレッジ共有の仕組み化
社内ツールやデータベースを活用し、情報を共有・蓄積できる環境を整える
私、特にこれに力を入れていたんです
情報の共有・蓄積
データ化してしっかりと残したんです
【資料は使わなかったら、ただのゴミ】
なんです
私が退職したら、ゴミになっちゃいました
(後輩から後日、聞きました)
ジョブローテーション
定期的にメンバーの役割や業務を入れ替える
個人のスキルの多様性を確保することで特定の人に依存しない体制を目指します
評価基準の見直し
特定の個人だけが評価される構造をなくす
チーム全体の成果が重視される評価制度にする
あくまでもチームとして評価するようにします
まとめ
属人化からの脱却・予防は
上記に上げたことを継続的に実施することです
組織全体の安定性と効率を高めることができます
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