床 遮音性 新基準
2008年4月「床材の床衝撃音低減性能の表現方法に関する検討委員会」から
新しい表示方法(ΔL等級)が発表されました
読み方は『デルタエルとうきゅう』です
ΔL等級とは
ΔL等級とは床材が床衝撃音をどれだけ抑えられるか?
と、いう製品単体の低減性能を表しています
各製品の性能のばらつきがなくなりました
ΔL等級の場合、値が大きいほど性能がいいです
例えばΔL4等級とΔL2等級ではΔL4等級の方が性能がいいことになります
LL等級とは
LL等級は従来の表示方法であり空間性能を推定したものです
床衝撃音遮断性能は床スラブの厚さや床材の性能
居室の大きさや形、天井の仕様など条件によって結果がまちまちでした
床材の性能と空間性能には差が生じることがありました
性能と目安
デルタ等級の目安です
-
注意すれば問題ない ΔLL(Ⅰ)-2
やや注意して生活する ΔLL(Ⅰ)-3
少し気をつける ΔLL(Ⅰ)-4
気兼ねなく生活できる ΔLL(Ⅰ)-5
まず聞こえない ΔLL(Ⅰ)-6
ΔLL(Ⅰ)-6が一番性能がいいということになります
ΔLLとΔLH
軽量床衝撃音低減性能の等級(ΔLL等級)
重量床衝撃音低減性能の等級(ΔLH等級)
のことです
軽量床衝撃音低減性能の等級(ΔLL等級
ΔLL等級は、JIS A 1440-1に基づき
標準軽量衝撃源 (タッピングマシン)を用いて測定された
床材の軽量床衝撃音低減性能の等級表記。
重量床衝撃音低減性能の等級(ΔLH等級)
ΔLH等級は、JIS A 1440-2に基づき衝撃力特性(1)の
標準重量衝撃源(タイヤ衝撃源)を用いて測定された
床材の重量床衝撃音低減性能の等級表記。
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